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祝! 1万アクセス突破しました!

祝! 1万アクセス突破しました!

アクセスが1万を突破しました。とってもうれしいです。いつも見ているアクセス数が5ケタになるって、くすぐったいような嬉しさです。

今年(2006年)の1月、私の誕生日にブログをはじめて、8月までの8カ月で1万を突破。時間のある時にアップしているほかは、特になんにもしていませんが、これってけっこう成績(?)はいいほうなのかな、それとも普通なのかな。

さて、この前はじめてフランスでお葬式に行きました。そのときのことを書こうと思っていたんだけど、さすがに1万突破のめでたい記事にお葬式というのは、ちょっと……。といって、これといった大きなトピックもないかな。

なので、最近気付いたことを2つ書こうかなと思います。

★その1 お化けはいない

もう人が住んでいないような、プロヴァンスの「鷲の巣村」に行きました。
南仏では中世に、山のてっぺんに城壁つくって籠もって暮らしていたのです。これは、鷲の巣のようなので、「鷲の巣村」というのです。外敵から身を守るためでした。あちらこちらにこういう村があります。

今では観光地になっていたり、夏だけバカンス客が泊まるようになっていたりしています。私が行ったのは、夏には少しは人が来るだろうけど、かなりうち捨てられたような村。

「こういう所に住んでみたい?」とフランス人に聞かれて「おばけが出そうだからイヤだ」と私が答えると、なんか話が今ひとつかみ合わないんですよね。

前もこういうことがありましたが、フランス人には、「うち捨てられた村/家にお化けがでる」という感覚がないんですよね。
「城には出るかもしれないけど、ただの家とか村はねえ。周りに誰もいないと寂しいということはあっても、お化けが出るから恐いということはない」ということだそうです。

一つ確かなのは、ハリー・ポッターなど、ああいうお化けがいっぱい出てくる物語は、英米の物だということです。(正確にはケルト族・アイルランド人のものだという説も聞いたことがあります)。
もともとブリテン島にあった感覚・物語が、アメリカにもたらされたのでしょう。

フランスにだけ存在しないのか、ラテン文化(フランス・イタリア・スペイン等)にないのか、ヨーロッパ大陸(の一部か全部)にないのか、不明です。どうなのかな?

★その2 テレビキャスター

ずっとテレビが壊れていたのだけど、やっと友達に直してもらって、テレビをつけたら・・・うわーっびっくり! 黒人のキャスターがニュースを読んでる!!! しかも二つのチャンネルで。

なんでこんなにびっくりしたのかな、と考えれば、やっぱり見たことないからだと思う。でも待てよ、まったく見たことないわけじゃないかな?

でも今回見たのは、一つはTF1という最大の民放の看板ニュース番組だし、もう一つは、国営のフランス3の、みんなが見る夜のニュース番組だった(国営ではフランス2のほうが全国ニュースは重要)。

TF1のほうは、頭の良さそうな、ハンサムなお兄さん。フランス3のほうは、頭の良さそうな(こればっかり)、美人のお姉さん。

うーーーーーーん。
これって、これから続くのかな。それとも夏だけ? 
よく言われるのは、「夏のパリは有色人種(黒人、アラブ人、アジア人)ばっかり」。
つまり、お金のない貧しい人だけが、バカンスに出掛けないで、パリに残るということ。

だから、「試しに」夏だけ出演させてみたという可能性はあるけど、それにしても、びっくり。

他のフランス人にも聞いてみたけど「初めてみた」という声が多数。ということは、驚いたのは、やっぱり私だけじゃなかったんだ。なんでも、最近「黒人ニュースキャスターは是か非か」という討論番組もあったそうだ。

うーーーーーーん。
こういうのって、どういう反応が起きるんだろ。ちなみに、キャスターは一人じゃない。見ていると、複数の看板キャスターのほかに、看板まで至らないキャスターっていうのが複数いる。「何人かのうちの一人」だから、それほど拒否反応は起きないのかな。

でもやっぱり、黒人キャスターのほうがアラブ人より早かったな。

私は前から、白人のフランス人は、黒人に対する方がまだアラブ人に対するよりは甘いような気がしていたけど、これは私がアラブ人に対する反感が強い南仏に住んでいるせいかなと、今ひとつ確信がなかった。実際、パリでは黒人に対する反感もかなり強い
(パリでは、最近は東ヨーロッパから来る不良外人とか、一部では中国人に対してもあるみたい)。

でも、私のカンはあたっていた。社会ウオッチングでの私のカンって、結構あたるのだ(少し自慢)。

うーん。。。。。。。。。。
やっぱり私も、フランスって白人の国だと思っていて、あんなにたくさん黒人等がフランスのサッカーチームにいると、何だか違和感があると感じる、大勢の一人。
このブログでも色々書いているように、フランスの事情はわかってはいるのだけど、それでもやっぱり違和感あるなあ……。

これからどういう反応が起きるのか、少し気を付けて見ていこうと思ってます。

★その3 まぐろと××××ピース

今日地方ニュースを見ていたら、××××ピースがマグロ漁に反対して、マルセイユからの漁を妨害して、船が出られず、漁師が怒っているというニュースがあった。

私の第一声は「へへーーーーんだ、ざまあみろ!」でした。

今まで何度、フランス人にくじらの論議をふっかえられたことか。まともに質問してる人から、感情的な人まで。
思い知ったか。だから何度も言ってるじゃないの、××××ピースは、昔はいざしらず、今では政治と結びついている狂信的な集団で、アメリカのプロパガンダの手先なのだと。迷惑さは十字軍と同じだね。そろそろフランス人も気付いてもいいころでしょうに。
このことは、またの機会に詳しく書こうと思います。

このへんで、今日はおしまい。


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maron02

ふむふむ・・(メモメモ)^^
為になるお話しです!でもお化けの話、驚きですねー
日本独自の感覚なのかしら??
by maron02 (2006-08-23 21:33) 

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