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シリア難民とスコットランド人にびっくり

お久しぶりです。
なんだか忙殺されてました。

この前、テレビでフランス対スコットランドのラグビーをやってました。
最近、ラグビーって面白いなと思うようになったので、テレビでやっていれば見るのですが。
抱き合って喜ぶ3人のスコットランド選手がアップに。
びっくりしました。

こ、、、これは、フランス人??!!!
そっくりだよー。

フランスの伝統的な、どっちかというと北っぽい白人の容姿。

そりゃイングランドだって、同じ白人だから似ているし、イングランド人だかフランス人だか見分けがつかないような人もいますよ。でも、全体的には「あー、フランス人とは民族が違うな」と思わせる容姿なのです。

それにひきかえ、スコットランド人。フランス人と見分けがつかない人が多い。スコットランドに行ったときはそrほど思わなかったけど。

これは・・・やっぱり同じ系列の民族なのだろうなあ。

民族の定義というのは難しい。歴史、文化、宗教、言語、血統的な違い。それに国が入るから、めちゃくちゃである。

スコットランド人は、「ケルト人」であることを誇りに思っている。文化も「私たちの文化はケルト文化です」とアピールしたがる。つまりイングランド人とは違うと言いたいわけです。実際に歴史を見ても違うのだけど。
スコットランド人は、とてもフランス人に好意的である。歴史的にも文化的にも近い人たちと思っているのだろう。

確かに、フランス人は「自分たちの先祖はゴロワだ」ということがある。ゴロワとはケルトのフランス語読みである。シーザー(カエサル)は、今のフランスの地を征服して「ガリア戦記」という本を書いた。ガリアとは、ケルト(英語)・ゴロワ(フランス語)のラテン語である。
(ちなみに「先祖はゴロワ」の文句は、戦後までは教科書にあったのだけど、政治的に正しくないということで、今はない)。
要するに、スコットランド人もフランス人も、ケルト民族の系列だということなのです。

文化や歴史だけじゃない。本当に似ているよ。そっくりだよ。。。これがケルト民族の顔なのか?

次の日。

フランスとセルビアでサッカーがありました。
前日のラグビーではフランスが赤、スコットランドが青だったのだけど、この日は逆で、フランスが青、セルビアが赤でした。あーややこしい。

じっと顔を見ようとする。サッカーって、ラグビーと違って、選手の顔がアップになることが少ないし、選手に肉薄してカメラが追うことも少ない。遠いカメラばっかり。つまらん。

でもたまに映るのを、じっと見てみる。まあ同じ白人だから、区別がつかないほど似ている人もいるけれど、やっぱり顔が違うなあと思う。セルビア人って、スラブ人ともなんだか顔が違うわよね。やっぱり民族の血統ってあるなあ・・・と思うのでした。

さて、話は変わってシリア難民です。

もう1か月以上も、ヨーロッパでは毎日のようにニュースで流れている。私は大変興味があるので、新聞もよく読んでいる。日本人から見たら「なんでそんなに知っているの」というほど詳しくなってしまった。

シリア難民をみていて、、、びっくり!!!

こういう顔の人、南のフランス人にいるわよね、と思える人が結構いた。
元々というよりは、南フランスは歴史的に移民が多くて、特に戦後は移民と混ざっている人が増えたせいだと思う。この人たち、服装をフランス人ぽくしてそのへん歩いていたら、フランス人に見えてしまう、と思う人が結構いる。明らかにアラブ人と顔が違う。


私はあっちに詳しくないもので

北アフリカ → アラブ人とベルベル人がいる。
中東 → アラブ人
イラン →この人たちはペルシャ人でちょっとアラブ人と違う
(トルコ →トルコ人)

といった認識しかありませんでした。。。すみません。

そうよねー、イラクとかシリアって、メソポタミア文明の地。
トルコとイランに挟まれて、そこだけアラブ人って変よね、と今さらながら、自分の認識がいかに未熟で無知だったかわかりました。お恥ずかしい。

もちろん実際はたくさんの民族が混ざっているのでしょう。メソポタミアは交通の要衝で、古代からずっと混ざって来たのです。

でも、あそこまではっきり顔立ちがアラブ人とは違う人たちがいるのを見ると、確かにこの人たちはヨーロッパ人と先祖が同じなのかもしれない、みんなまとめてアーリア人なのか??? と思えてしまう。

(繰り返しますが、シリア難民全員じゃないです。そういう人も結構いる、という話です)。

このブログで書き始めた「アーリア人の謎」が途中で進んでいませんが、、、いやあ、、、なんだか本当にびっくりしました。アーリア人の謎=メソポタミアの謎 ですね。日本人が「日本人の先祖はどこから来たのか」と探りたがるように、ヨーロッパ人も先祖を探したいのです。メソポタミア、恐るべし。

もしもう一度人生があるのなら、その時はメソポタミア研究者になろうっと。
ほんと、あそこは面白い。
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