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ルーブル美術館通い 4

昨日もルーブル美術館に行った。
この日は初めてリシュリュー通路から入った。

でも、仕事の興奮がなかなか冷めなくて、ゆっくり鑑賞する気分にならなかった。
イスラム美術の続きを見ていたけど、身が入らない。
しかも、あそこのコーナーはたくさんビデオがあって、音がうるさい。
ものすごい耳障り。鑑賞するのにじゃま。
私が見た範囲では、こんなコーナー、他にない。

でも、もしかしたら、わざとかも。
イスラム世界の人たちって、本当ににぎやかだものね。日本人から見ると「うるさい!」と思うほど。
気候のなせるわざかと思うんだけど。
だから、イスラムの人があのコーナーを見に来ると「静か過ぎて、寂しい」と思うのかもしれない。
誰に聞けばいいのかしら。見回りの人に聞いてみようかな。でも知らないかもしれない。

なので、カフェに行きました。ドゥノン館の2階の奥に一つあるの。一度座ってみたかった。
モナリザとか、ナポレオンの戴冠の絵がある階の奥です。
最初は外を見られる位置に座ったんだけど、逆側に座ったほうがよいと気づいた。
モリアンの天上画がすばらしい。その向こうには、絵画がかかっている部屋が見える。
とってもぜいたくな気分。
階段をおりていく、世界中からやってきた人々を見るのも楽しい。
カフェ(エスプレッソ)は2、9ユーロ。
たったこれだけで、こんなすばらしい気分を味わえるなんて。
(ただ、ちょっと寒かったわ。)

前に読んだガイドには、ルーブルの中にはちゃんとしたレストランが一つあったはずなんだけど。
もうないとのこと。残念。

帰り、特別展をみかけた。ジャン・クーザン(父と息子)の展覧会をやっていました。
あの有名な、《エヴァ・プリマ・パンドラ》 をじっくり見ることができました。
(名前を知らなくても、絵をみたら「ああ、知っている」と思う方が多いと思います)。
興味のある方は、ルーブル内で2014年1月13日までやっています。ルーブルの入場券だけで大丈夫です。

17時過ぎにルーブルを出たら、ちょうど日がおちて、照明がはじまったときだった。
天気が良い日の日暮れのルーブルは見たことがあったけど、天気が悪くて雨もぱらつく日暮れのルーブルは見たことがなかった。どんよりした中に、少しずつ暗くなって、照明がどんどん映えていく様子・・・・・本当に美しかった。

夜のルーブルも美しいけど、刻々と表情がかわっていく様子はとりわけすばらしい。

雨が降っていて天気が悪かったけど、思い切って行ってよかったです。


追伸 サモトラのニケが消えていて、一帯が工事中になっていた。ニケはいったいどこへ?
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