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大輔さんを見ながら久々のつれづれ

本当にお久しぶりです。
最近思うことの雑感などをつらつらと書きます。

自分があっちふらふら、こっちふらふらで定まっていない感じがする。

どうしても翻訳のほうが安定した収入になるので、そっちを増やしたくなるのだけど。
(しかも興味がある内容なら、なおさら)。
でも、今回、ある件でひどい目にあった。
確固としたしっかりした所からの紹介なんだけど、アノンスの最初からして、仕事の内容は詳しく書かれているし、出所は信用できるのだけど、他の諸条件が全く書いておらず、なんだか変だなーと嫌な予感をもたせるものだった。
いま終わってみると、案の定、あの予感は当たった、というべきなのだろう。
間に入っていた組織が悪いというより、「確固としたしっかりした所」が悪いのだと思った。おそらく「募集を公表しないわけにいかないから、出した」という感じ。最初っから誰かを募集するつもりなんてなかったのだろう。出来レース。
こういうことはありがちなのだろうが、こっちは忙しくて、神経使うことが山積みで疲れているのに、「だったら、最初から出すな!!!」と叫びたい感じだ。カバーレター1枚書くのだって、時間がかかるのよ。しかも外国語だし。本当に頭に来る。

でも、後で冷静になって考えてみる。
「私って、翻訳家になりたかったんだっけ?」
翻訳の仕事はできるし、収入になるので、もちろん喜んでやっている。
私より言語そのものができる人はいっぱいいるけど、私は文章と専門でなんとかなっているのだと思う。
でも、本来の仕事をそっちのけにしてまでやることか?
「本来の仕事」が収入になりにくいので翻訳によってたけど、最近は「本来の仕事」も着実にステップアップし、ここで本腰を入れたらもっと収入になるはずでは、と思う。

ここで私の「本来の仕事」ってなんだっけ・・・?
と考え出す。
あああああ、こういう堂々めぐり、20代のころからやっているわ。
きっと私はこういうことを考える人間なのだろう。
考え方のクセというか・・・。
「若くて道が定まっていないから迷っている」と思ってたけど、違うんだわ、きっと。
あるいは、いい歳して、まだ若者みたいなこと考えているとも言えるけど・・・。

ぼーっと大輔さんのスケーティングを見て、「はぁぁぁぁ」と情けない自分にためいきをつくのをしばし忘れる。

やっぱりこのソチのショートプログラムは、最高だわ。他に何十何百(大げさ?)と色々な人のパフォーマンスを見てきたけど、これが一番好き。私史上で最高。この前の平昌の羽生のショートも、見事な復活に感涙したけど、大輔さんのソチと意味が違う。氷の上のアーティスト・ダンサーだわ。
(私はショートが好きなのです。フリーは長すぎ)。

前にオーストリア人のキュレーターの友達が「日本人は世界一センチメンタル」と言っていたけど、私もそう思う。
これはそのまま、日本人の論理の弱さと、物事の本質(の問題)をあいまいにする性質へとつながる。
いまの私は、いくらでもこのことを事例をあげて論理的に批判できる。特に、論理を要求するフランスに住んでいるので、論理は生きていくのに必要なものとして身についた部分もある。
でも、それはそれとして、やっぱり文化的に見た場合、日本人の叙情性は特筆するべきすぐれた感性だと思う。
私は方丈記が好きだけど、源氏物語も平家物語も好き。ああいう「哀しさ」「哀しみ」というのでしょうか。
北斗の拳みたいなことを言っていますが(苦笑)、この情緒性が大輔さんの演技にはあるのよね。
日本人好みだけど、世界の人をも魅了した。
きっと本人がそういう要素をもつ人なのだろう。

引退した彼は何をやっているのかな。
スポーツ選手は引退が早いので、大変だわ。
テレビにいっぱい出ているらしいけど。

前に友達が、サッカーの中田英寿さんがモナコに現れたと言っていた。
世界の一流のスパ・マッサージめぐりをしていたらしい。
第2の人生を楽しんでいたのかな。
でも、なんだかちょっと物悲しい感じもする
「さまよえる」というか。
マーラーの曲「さすらう若者の歌 」みたい(映画に使われたピアノバージョンがあって、とても美しい)。

今日行った講演会は面白かった。
ヨーロッパの安全保障の話でした。
久々に友達にも会えたし。
でも相変わらず体調はすぐれない。


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